感動の「第5回 青春かながわ校歌祭」
「人生の応援歌」とも言える「校歌」を世代を超えて歌い合い、絆を育み、深める 「第5回青春かながわ校歌祭」が、9月25日(土)、紅葉坂の県立神奈川青少年センターホール で盛大に催され、参加同窓会26校、2,000人を超える出場者と応援者で賑わいました。
本年は、我が翠嵐会が代表幹事校となり、開会式、アトラクション、閉会式を仕切る任務を担い、 栗原会長(高10回)、馬場委員長(高20回)を先頭に実行委員が協力し、この日のために、 プログラムの随所に、創意や工夫をちりばめました。
総合司会には、元TBSスポーツキャスターの山口 愼彌氏(高15回)のいつまでもゆるぎなく、よどみないアナウンスが光りました。
開会式の「箱根八里」のピアノ伴奏は、依田慶子さん(高25回)。
アトラクションは、尺八奏者の三橋貴風氏(高20回、芸術祭大賞・横浜文化賞他受賞多数)、手使海ユトロ氏(高20回作曲家、シンセサイザー)、外山香さん(二十弦筝)の「尺八コラボレーション」で、オリジナル曲「夢海路(むかいじ)」を演奏され、 幻想的で幽玄な世界に聴衆をいざないました。「夢海路」は、翠嵐時代の思い出、横浜に対する想い、そして二人の邂逅、 現代と伝統の融合をイメージして、この日のために特別に作曲されました。
トリを飾った翠嵐会の合唱は、総勢154名の高2回~54回に亘る卒業生と在校生(吹奏楽部と合唱部の40名)の壮大なもので、「ビリーブ」、「第一応援歌」、「校歌」を熊坂良雄氏(高12回)の指揮と小澤眞木子さん(高24回)のピアノと在校生の吹奏楽伴奏で熱唱し、力強い応援団で締め、翠嵐の実力と底力を見せました。全員が一体となった感動の舞台でした。畳6畳分の応援団旗の旗手を務めた樋口圭さん(高42回)の功績も大きいです。
閉会式では、来年の幹事校の小田原高校同窓会に、引継ぎの握手とエールを送り、襷をつなぎました。「遥かな友に」「仰げば尊し」を舞台から合唱のリードもしました。
全プログラム収録の本格DVDの制作をします。
実行委員、歌唱参加共々、一時青春の日々に還り、在校生も加わり、「翠嵐」という共通項で共演することで、年代を超えた絆が深まり、感動も共有でき、記念すべき校歌祭となりました。応援でご来場の皆様にも、厚くお礼申し上げます。
次回「第6回青春かながわ校歌祭」は2011年9月23日(金・祝)神奈川芸術劇場にて開催予定です。
主催 | かながわ校歌振興会 |
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共催 | 神奈川県教育委員会 |
開催日時 | 2010年10月25日(土) 12:00~17:00 |
会場 | 奈川県立青少年センターホール(紅葉坂) (JR、市営地下鉄 桜木町駅 徒歩10分) |
参加同窓会数 | 参加同窓会数:26校 |
担当幹事校 | 横浜翠嵐高等学校 詳細案内はこちら |
<翠嵐会参加概要> |
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内容 |
1.アトラクション翠嵐高校20回卒業の同期生、三橋貴風さん(尺八)、手使海ユトロさん(シンセサイザー)、三橋さんご夫人の外山香さん(二十弦筝)による、この日のためにプロデュースした華麗なるコラボ演奏「夢海路(むかいじ)」を披露しました。 2.総合司会山口愼彌さん(高15回 元TBSスポーツキャスター) 3.校歌第一応援歌、自由曲「Believe」を指揮 熊坂良雄さん(高12回)、ピアノ 小澤眞木子さん(高24回)在校生の吹奏楽伴奏で歌いました。 |
指導・指揮 | 熊坂 良雄(高12回) |
ピアノ伴奏 | 里見 正憲(高24回) |
応援リーダー | 藤田 敬(高20回)・馬場 洋一(高20回)・西野 幸治(高20回)・小西 庸二(高21回) |
参加者数 | 154名(卒業生:116名 在校生:380名) |
担当 | 第5回青春かながわ校歌祭実行委員会 委員長 栗原 義昭 |
上級生はコンクールの時期と重なり、出演は弦楽部・吹奏楽部とも1年生が主体となった。
両部とも新入部員は初心者が殆どで、半年後に大舞台に乗るという大きな課題に挑戦した。
彼らの挑戦を援けたのが、“できない子”を“好き”にさせるのが得意な元英語教師、里見 正憲 実行委員(高24回・元吹奏楽部部長)の月1回の特別レッスンであった。
彼の代で始めた吹奏楽部定期演奏会のオープニングで「音楽祭のプレリュード」(その年のコンクールの課題曲)を演奏することは今や「伝統」となっている。
吹奏楽部員は春先の定期演奏会をもって引退する。
引退後3年生は夏の野球大会のスタンドで応援歌を演奏する。定期演奏会には野球部員総出で参観しており、ジャンルを超えたクラブ間の交流が何とも微笑ましい。