翠嵐・音フェス104のご報告

開催日時:2019年02月10日(日)

レベルの高い演奏会でした

翠嵐高校創立100周年記念演奏会をきっかけに翌年開催した「翠嵐・音フェス101」。その4回目となる「翠嵐・音フェス104」を開催いたしました。

初出演の3団体を含む過去最多の11団体70名という予想を超える出演申し込みを受け、実行委員会にとっては嬉しい悲鳴となりました。

アマチュアのレベルも高くなっていましたが、「音フェス101」をきっかけに結集したプロの室内楽集団「Metamorphose(メタモルフォーゼ)」、マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞した世界的ギタリスト「鈴木大介」、文化庁芸術祭大賞など多くの賞を受賞、紫綬褒章を受章した琴古流尺八大師範「三橋貴風」を始めとするプロ演奏家の出演で充実した「音フェス」となりました。

世代を超えた交流の場「音フェス」

「音フェス」は、出場者(演奏者)同士、スタッフ同士の交流の場にもなっています。 実行委員、スタッフは半分が入れ替わり、卒業1年目の大学生から卒業50年の「アラコキ」まで幅広い年代の30名。若い力の活躍が目覚ましい演奏会でした。

来場者は150名を超え、終演後の交流会に参加された方も多く「ミニ同窓会」の様相を呈していました。 まさに、出演者(演奏家)・来場者(観客)・実行委員・スタッフで作り上げるイベントであり、継続することで交流が活発になっていくことでしょう。

音フェス105

来年(2020年)も同時期に「音フェス105」を開催いたします。実行委員・スタッフとしての参加にご興味のある方は [お問合わせ]からお声がけください。

翠嵐・音フェス104 実行委員会

概  要

開催内容
翠嵐会会員の世代を超えた音楽による交流を目的としたコンサート
主  催
神奈川県立横浜翠嵐高等学校同窓会 翠嵐会(音楽委員会・音フェス104実行委員会)
開催日時
平成31(2019)年2月10日(日)13:00開場/13:30開演/15:00終演
会  場
関内ホール(小ホール)
入場料金
無料
交 流 会
横浜ビール「驛の食卓」にて、出演者・観覧者による交流会を開催(参加費:4000円)

プログラム

りさの会

りさの会は、大船と綾瀬に教室を持つ姉と、辻堂と大磯に教室のある妹の姉妹を中心に30年以上活動している邦楽グループです。会員は小学生から80歳代の方まで幅広く、地域のイベントや演奏会を目標に練習に励んでいます。お箏の音色は本当に美しく心をいやしてくれます。

赤壁賦(せきへきのふ) (作曲:中能島欣一)
箏(本手):山本恭子(高19回) 箏(替手):成瀬朋子(ゲスト) 尺八:戸川藍山(ゲスト)
サックスアンサンブルの会

昨年の音フェス参加で味をしめて出場2回目となったサックス吹き4人衆です。メンバーが一部入れ替わりまた違ったテイストになりました。

「子供のために 第1巻」より No.21 Allegro Robusto (作曲:B. Bartok 編曲:R. Hervig)
ガラスの香り (作曲:福田洋介)
On Air! (作曲:高橋宏)
ソプラノサックス:阿部千怜(高58回) アルトサックス:小坂田佳奈(高65回) テナーサックス:田邉佳人(高59回) バリトンサックス:岡島大源太(高42回)
かもめの会

私たちは翠嵐音楽部の卒業生を中心に合唱活動をしている団体で、規模は大きくないですが毎週集まっては楽しく歌っています。メンバーは上が第64回生、下が第69回生ということで、もしかしたら(もしかしなくても)最も若い団体でしょうか…?

神奈川県立横浜翠嵐高校 校歌 (作曲:高城重之 編曲:石渡日出夫 作詞:山本茂)
積水ハウスの歌 (作曲:小林亜星 編曲:信長貴富 作詞:一倉宏)
わが抒情詩 (作曲:千原英喜 作詞:草野心平)
ピアノ・指揮:秋山駿(高64回) ソプラノ:高橋里沙(高69回) 馬場望実(高68回) アルト:島根朝樺(高66回) 久良木優理子(ゲスト) テノール:里見拓人(高64回) バス:近藤翔太(高64回) 財前蒼(高64回)
傷だらけの駄天使たち

私たちは音フェス102から参加し、今年で3回目となりました。グループ名の「傷だらけの駄天使たち」は、同期の同窓会の余興のために結成したときに「傷だらけでダメダメな演奏だけど、音楽を楽しみたい」という意味を込めて付けました。メンバーは在学中に吹奏楽部や弦楽合奏団など音楽に触れていた人もいれば、体育会系の部活に専念していた人もあり、経験も嗜好もマチマチです。ただ、アンサンブルの楽しさを味わいたくて、あと練習や本番の後の打ち上げを楽しみ(←むしろこれのためでしょう!)に、集って練習を重ねてきました。技術の画期的な進展は望めませんが、本番力だけは年々歳々向上しているのが唯一の自慢です。

The Entertainer (作曲:Scott Joplin 編曲:平石博一)
シェルブールの雨傘 (作曲:Michel Legrand 編曲:関根じゅんぞう)
映画「レ・ミゼラブル」よりメドレー (作曲:Claude-Michel Schönberg 編曲:山口景子)
ヴァイオリン:井ノ口美和子(高34回) 和田麻子(高34回) 白鳥聡子(高34回) 柳下範子(高34回) ヴィオラ:小笠原敬子(高34回) 五反田小百合(高34回) チェロ:岩岡壮史(高34回) 清水誠(高34回) フルート:宗方雅子(高34回) クラリネット:浅井祐一(高34回) 鈴木由美(高34回) チューバ:松田昌憲(高34回) パーカッション:井上かおる(高35回) ピアノ:関根滋(高34回)
SLAP(Shadow & Light Assemble Party)

うなる三味線!猛るホーン!でおなじみの三味線&ブラスユニット「SLAP」。2年前の音フェスをきっかけに高校時代の同じ部活の先輩後輩9人で遊び半分で結成されましたが、今回懲りずに音フェス3回目のステージとなりました。SLAPといえばなんといっても音曲師として活躍中の三味線奏者「桂小すみ」こと松本優子。三味線、唄からミュージカルまで何でもこなす彼女の、高い技術に裏打ちされた柔軟な音楽性がまさにSLAPの一番の魅力です。

長崎さわぎ (作曲:俗曲)
Caravan (作曲:Juan Tizol and Duke Ellington 編曲:岡島大源太)
When You Wish Upon A Star(星に願いを) (作曲:Leigh Harline 編曲:岡島大源太)
Birdland (作曲:Joe Zawinul(Weather Report) 編曲:岡島大源太)
バリトンサックス:岡島大源太(高42回) ドラム・パーカッション:中村滋之(高42回) 伊澤良樹(高43回)トランペット:菅野渉(高43回) ピアノ:田中(石川)牧子(高43回) クラリネット・テナーサックス:中村(高橋)美喜(高43回) 三味線・唄:松本(玉置)優子(高43回)チューバ:森田和敏(高45回) トロンボーン:家前義宏(高47回) アルトサックス:村瀬裕隆(高49回)
三橋貴風

横浜文化賞や文化庁芸術祭賞大賞を受賞。紫綬褒章を受章した尺八界屈指の巨匠・琴古流尺八大師範「三橋貴風」と、箏演奏家「外山香」の共演です。

竹籟五章 (作曲:諸井誠 )
崩春 (作曲:長沢勝俊)
尺八:三橋貴風(高20回) 箏:外山香(ゲスト)
翠嵐ギターアンサンブル

マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞した日本を代表するギタリスト「鈴木大介」を中心とした翠嵐卒プロギタリストたちのギターアンサンブル。

アルハンブラ宮殿の思い出 (作曲:F.タレガ)
アルマンドウズルンバ (作曲:C.コリア)
三角帽子より粉屋の踊り (作曲:M.ファリャ)
三丁目の夕日 (作曲:N.佐藤 編曲:K.江部)
クラシックギター:鈴木大介(高41回) 井桁典子(高29回) 山田雄太(高57回)
トリオ・メンタイコ

チェリスト石黒豪と、市民オーケストラなどでフルートを演奏する公務員田中賢。在学時には校舎の廊下でバッハを演奏していた息の合う2人と、ピアニスト兼会社員の本間久美子が、卒業後20年ぶりに出会って結成した45回生3人の同級生トリオ。

ピアノとフルート、チェロのための三重奏曲 (作曲:ニコライ・カプースチン)
チェロ:石黒豪(高45回) フルート:田中賢(高45回) ピアノ:本間久美子(高45回)
TATEBUE

リコーダーではなくクラリネットを演奏する6人組です。グループ名はメンバーの名前の一部を都合よく並び替えてなんとかしました。

ボヘミアン・ラプソディー (作曲:F. Mercury 編曲:渡邊一毅/TATEBUE)
「クープランの墓」より 前奏曲、リゴードン (作曲:M.Ravel 編曲:木村健雄)
Ebクラリネット:中村恭輔(高58回) Bbクラリネット:駒田芳基(高59回) 田邉彩(高61回) 石原佳奈(高61回) アルトクラリネット:波多野恭兵(高62回) バスクラリネット:田邉佳人(高59回)
横浜翠嵐OBOG吹奏楽団

「また仲間と音楽をしたい!」という吹奏楽部のOBOGが集まり、2007年5月に設立された吹奏楽団です。現在では大学生・社会人30~40人ほどの団員が所属し、現役高校生の時には関わりがなかった世代とも毎週仲良く練習をしています。年に一度の定期演奏会をはじめ、地域の文化イベントなどで、高校時代に大好きだった曲、高校時代にはできなかった大人な演奏、他ではあまり演奏されない曲など、毎年新しい試みに挑戦しています。団員は随時募集中ですので、OBOGの方、お気軽に見学にいらしてください。

J-BEST~日本を勇気づける名曲たち (編曲:郷間幹男)
メドレー使用曲:世界に一つだけの花(SMAP)/どんなときも。(槇原敬之)/明日があるさ(坂本 九)/愛は勝つ(KAN)/負けないで(ZARD)/ 全力少年(スキマスイッチ)/ら・ら・ら(大黒摩季)/それが大事(大事MANブラザーズバンド)/栄光の架橋(ゆず)
花は咲く (作曲:菅野よう子 編曲:宮川成治 作詞:岩井俊二)
ヤングマン(Y.M.C.A.) (作曲:Jack Morali 編曲:宮川成治)
クラリネット:田邉彩(高61回) 波田野恭兵(高62回) 石原佳奈(高61回) 駒田芳基(高59回) アルトサックス:中村恭輔(高58回) テナーサックス:田邉佳人(高59回) ホルン:太田智美(高66回) 島根朝樺(高66回) トランペット:鈴木ちひろ(高59回) 豊福宏昌(高59回) トロンボーン:熊川愛子(高60回) 宮崎義之(高59回) ユーフォニアム:鈴木健生(高59回) チューバ:小林師(高60回) エレキベース:永塚良介(高59回) パーカッション:加藤健太(高57回) 駒田祥子(高59回)
Metamorphose(メタモルフォーゼ)

翠嵐高校創立100周年記念演奏会で出会い、音フェス101をきっかけに誕生したプロの室内楽集団です。平成28年11月3日にはかなっくホールにて開催された「第11回翠嵐会音楽会」に出演いたしました。本日のMetamorphoseはピアノ、キーボード、フルート、オーボエ、ホルン、ユーフォニアム、チェロの編成でお送りいたします。個性豊かなメンバーで音フェスの為のスペシャルアレンジを演奏いたします。

Oto-Fes104 Special Edition Let It Be + Canon (作曲:Let It Be:Lennon-McCartney Canon:Johann Pachelbel 編曲:手使海ユトロ/桃原健一)
ピアノ:平沢匡朗(高33回) キーボード:本間久美子(高45回) フルート:後藤恭子(高36回) オーボエ:桃原健一(高41回)ホルン:大出佳子(高47回) ユーフォニアム:山戸宏之(高41回) チェロ:石黒豪(高45回)

交流会

「厩の食卓」で開催した交流会は、出演者、スタッフを紹介し交流を深める楽しく過ごしました。SLAPの松本優子の歌と駄天使の演奏のコラボで盛り上がり、来年も「音フェス105」を開催する決意する場となりました。

ギャラリー

翠嵐・音フェス104 実行委員会・運営スタッフ

ゼネラルスタッフ
江成正彦(翠嵐会会長・高29回)
馬場洋一(実行委員長・高20回#)
野口直宏(事務局長・高42回#)
伊藤緩音(事務局・高70回#)
山田雄太(高57回#)
犬飼邦夫(デザイン/動画記録・高20回#)
文屋等(広報・高21回#)
澤野義親(写真記録・高21回)
常国雅夫(写真記録・高27回)
菊地遊帆(司会/ロゴデザイン・高69回#)
観客対応スタッフ
木村容子(チーフ・高42回#)
川島洋子(高19回)
藤田敬(高20回)
佐藤順子(高22回)
木下直美(高22回)
野沢恵理子(高29回#)
梅田比奈子(高32回#)
飯塚幸子(高40回#)
坂本みのぶ(高42回)
ステージスタッフ
伊藤成人(演出/進行・高20回#)
岡島大源太(進行・高42回#)
高橋淳二(進行・高45回)
寺田宙暉(進行・高69回)
千代田七海(進行・高70回)
成岡里奈(進行・高70回)
河野賢子(バックステージ・高44回#)
青柳節子(バックステージ・高20回)
上田恵子(バックステージ・高20回)