第8回 翠嵐会音楽会のご報告

開催日時:2013年02月11日(月)


感動の演奏

私たち22期のサックス奏者、井上淑彦が出演した第8回翠嵐会音楽会は2013年2月11日(月曜、祝日)、関内ホールの小ホールで開催された。客席は252席。当日、20人余りの欠席者が出たものの、チケットは270枚ほど販売していたので、ほぼ満席となった。同期だけで70人以上が出席したもようだ。

淑彦はクリプシドラのリーダーとして登場した。クリプシドラは4人で構成するバンドで、淑彦のほかは、アコーディオンの佐藤芳明、ピアノの林正樹、パーカッションの仙道さおり。演奏は素晴らしかった。一番後ろの席に座っていた音楽会実行委員の女性は「客席全体が見渡せたのですが、音楽に合わせてシルエットが揺れている様子が見えたとき、あー良かった、と思いました」と報告してくれた。

だけど私が、やはり皆、喜んでくれたのだと確信したのは、へそ曲がりで知られる同期のY君から送られてきたメールを見たときだった。「お陰様で素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。井上の演奏、おせじぬきに感動しました」と書いてあった。「音楽にはあまり関心がない」と言うI君も休憩時間に立ち話をしたとき、「井上の演奏はすごいな」と感嘆していた。

同期の協力

井上淑彦の音楽会開催への動きが出たのは昨年3月下旬だった。4年先輩の18期の田中幸一さんが私の家に電話を掛けてきた。不在だった私が翌日、お宅に電話すると、翠嵐会の音楽会に淑彦を出演させないかという話だった。その3週間ほど前、私は幹事会代表として卒業後初めての学年全体の同窓会を開き、淑彦に同窓会で演奏してもらっていた。

大慌てで同期の仲間に呼び掛け、実行委員会を立ち上げた。当初のメンバーは16人。ただ、これだけ多いと会場の確保だけでも面倒だ。そこで、5人の執行部をつくり、具体的な準備作業は5人で進めた。

8月にフライヤー(ちらし)とチケットが完成、9月1日にチケットの販売を開始した。同期の仲間が活発に動いてくれた。実行委員も、そうでない人も、どしどしチケットを買い、売ってくれた。校歌祭実行委員の方々も協力してくれた。おかげで9月17日までに全座席のほぼ半数にあたる127枚が売れた。

その後もチケット販売は順調に進み、1月には完売のお知らせを翠嵐会のサイトに出すことができた。実行委員会もその後、人数が増え、執行部は6人となり、全員で20人を超えた。

この間、田中さんのほか、同じく18期の長谷川均さん、加藤英記さん、そして20期の馬場洋一さんにご指導をいただいた。この4人がいなければ、おそらく、もっと遠回りをしていたに違いない。ただ、ご指導といっても、そのほとんどは、実は酒をのみながらの談笑だった。

懇親会も盛会に

音楽会のあと、関内ホール近くのアプローズで懇親会。こちらも盛会だった。まず栗原会長のお話。そのあと田中さんが乾杯の音頭。そして、クリプシドラのCDやDVDが当たる抽選会や馬場さんのお話。校歌のエールは18期の応援団長だった長谷川さんにお願いした。

すみません、酒のせいか、歳のせいか、懇親会の記憶がかなりあいまいです。私も壇上に上がり、実行委員長として何か話したような記憶がありますが、内容は一切覚えていません。

ただ、食事の量が少ない、との不満が出たという話は覚えています。食べ物の恨みは恐いですからね。あとで調べたら、当日参加が13人もいました。申し込んだのは75人。つまり料理は75人分でした。3人欠席したので、75人分の料理を85人で食べたことになります。当日参加者がこんなに多くなるとは思いませんでした。見通しが甘かったと反省しています。



【実行委員会の顔ぶれ】

執行部 辻田堅次郎(委員長)、井上晋(副委員長)、大島准一(舞台監督)、木下直美(会計)、佐藤直子(同)、佐藤順子(以下、一般委員)飯島吉男、岩田眞、角山剛、高久道男、田村等、野崎誠、橋本康正、花村聡、藤巻久志、今村啓子、加藤裕子、木川志津子、佐々木明子、佐藤由紀子、嶋田順子、竹下時枝、塚脇みはる(以下、臨時参加)田中由美子、土屋恵津子

(文責 第8回音楽会実行委員長 辻田堅次郎)